mezzaとsotto/ブラームス交響曲第3番で

ブラームス交響曲第3番のファゴットパートには、mezza voceとsotto voceという記号(指示)がでてきます。

第1楽章の第2主題
39小節目~ P grazioso mezza voce クラリネットが主旋律、ファゴットは副旋律
149小節目~ P grazioso sotto voce クラリネット+ファゴットのユニゾンで主旋律

第4楽章の冒頭
1小節目~ P e sotto voce 弦楽器+ファゴットのユニゾン
9小節目~ P mezza voce フルート+クラリネット+ファゴット
画像

これら、わざわざ異なる意味があって書き分けているのか、
それとも、同じ意味だけどたまたま二通りのことばを使っているだけなのか、
前に3番をやったときから気になっていましたが、未だにすっきりしていません。

そこで、「ブラームスの辞書」を引いてみました。
mezza voce:ひかえめに
sotto voce:声をひそめて
当然両方とも載っていますし、この二つの違いについても言及しています。
さすがに単純明快な答えではありませんが、筆者なりに分析して解説しています。

8月の本番まで約4ヶ月、私も私なりに答えを出せるように努力してみることにします。
ただし、答えをだしても両者の違いを吹き分けるのは非常に困難だとは思いますが…

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この記事へのコメント

2007年04月24日 07:10
mezza voceとsotto voceを使い分けているとは全く気づきませんでした。情報ありがとうございます。
私が4楽章冒頭を普通に吹いた時は、バタバタバタバタ~とうるさくなってしまったかも。
アルトのパパ
2007年04月24日 12:48
「ブラームスの辞書」の著者です。歯切れが悪くてすみません。「sotto voce<mezza voce」なんだろうとは思いますが、尻尾がつかめません。
Naka
2007年04月24日 22:59
pyonさま
一昨日のCフィルでは4楽章をやらないし、1楽章も後半やらないし、まだ実演を踏まえた検討ができません…
pyonさまのするどい分析・解説をお願いしますよ!
Naka
2007年04月24日 23:06
アルトのパパさま
初コメントありがとうございます!(見つかってしまいましたか…)
ブラームス辞書、大変役立っております。
sotto はそのまま日本語のとおり"そっと"なんでしょうかねぇ?
アルトのパパ
2007年04月26日 22:38
血も涙もある紹介をしていただきましてありがとうございます。
著者冥利に尽きる使われ方をされているので感激しました。感謝の印にリンクを貼らせていただきました。
Naka
2007年04月27日 22:54
リンクありがとうございます。おかげさまでアクセス件数が急増しました。小学生並みの文章のプログでお恥ずかしいのですが…。
そのうちこちらからもリンクさせていただきます。

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